ミニトマトの驚きの糖質＆カロリー量とは？1個ずつの詳細をチェック！

ミニトマトの糖質＆カロリーとは？基本情報をチェック！

ミニトマトは「プチトマト」とも呼ばれ、その名の通り小さなサイズのトマトを指します。赤いものが一般的に流通していますが、黄色やオレンジ、さらには甘みの強い品種「アイコ」など多彩なカラーと味が楽しめるのも魅力です。家庭菜園や学校の授業で育てられることも多く、手軽に栽培できる野菜として人気があります。
カロリーと糖質については、野菜の中では比較的高めですが、それでも低カロリーでヘルシーな食べ物です。まずは基本的な成分から見ていきましょう。

ミニトマト100gあたりのカロリー・糖質量

農林水産省の食品成分表（第7版）によると、ミニトマト100gあたりの栄養成分は以下の通りです。

ここから糖質量は「炭水化物－食物繊維」として計算されます。
つまり、7.2g－1.4g＝5.8gがミニトマト100gあたりの糖質量です。
これは野菜の中ではやや多めの糖質量にあたりますが、一方で健康維持に役立つ食物繊維も豊富に含まれている点は注目に値します。

普通のトマトとの比較：ミニトマトの特徴

通常のトマト（中程度の大きさ）100gあたりは以下の通りです。

ミニトマトに比べてトマトの方がカロリーも糖質も低めで、水分含有量が多いことが理由の一つです。ミニトマトは果肉が凝縮されている分、甘みも強く、糖質やカロリーがわずかに多くなっています。

ミニトマト1個あたりのカロリーと糖質

一般的なミニトマト1個の重量は約15gです。ここから、約2％の廃棄率を差し引いた可食部は約14.7gとなります。この数値を元に1個あたりのカロリーと糖質を計算すると、以下のようになります。

1個あたりのカロリーは約4kcal、糖質は1gに満たないため、ダイエット中でも気軽に食べられる点が大きなメリットです。

ミニトマトの糖質量：他の野菜と比較

糖質が少ないと言われる野菜でも品種や部位によって差があります。以下は代表的な野菜の100gあたり糖質量の例です。

上記のようにミニトマトは、にんじんや玉ねぎほどではありませんが、糖質量が多めの部類に入ります。糖質制限を実践している方は食べる量を調整するとよいでしょう。
さらに、糖質量が特に高い野菜には以下のようなものがあります。

これらは果物並みの糖質量を含んでいるため、糖質制限中は特に注意が必要です。

ミニトマトを食べ過ぎると太る？健康面のポイント

ミニトマトは29kcal（100gあたり）と低カロリーで、ダイエット中でも安心して食べられます。1個でのカロリーは約4kcalと非常に低く、サラダやお弁当の彩りにも最適です。
また、リコピンという強力な抗酸化成分を豊富に含んでいます。リコピンは赤い色素で、細胞の老化を防ぎ動脈硬化の予防にも寄与。ビタミンCやビタミンEも含まれており、美肌効果や免疫力アップに役立つ他、カリウムも豊富でむくみの解消に効果的です。
これらの栄養価の高さから、ダイエット中の栄養不足を補うのにも適しているといえます。ただし、糖質量が少なからず含まれているため、食べ過ぎには注意が必要です。

糖質面からみた食べ方のポイント

ミニトマトの糖質量は1個あたり約0.9g。しかし、糖質量が積み重なると意外と多くなります。100gで約6個～7個分のミニトマトを食べると5.8gの糖質を摂取する計算なので、糖質制限を意識している方は摂取量を調整するとよいでしょう。
食べる量の目安は以下の通りです。

ダイエットや糖質制限中は、単品で大量摂取せず、他の野菜やたんぱく質とバランスを取りながら楽しむのがポイントです。

まとめ：ミニトマトの糖質とカロリーを賢く摂取しよう

ミニトマトは美味しくて彩り豊かな野菜ですが、そのカロリーや糖質量も知っておくことが大切です。
・100gあたり29kcalで、トマトよりやや高カロリー。
・糖質は5.8gで野菜の中ではやや多め。
・1個約15g換算でカロリー約4kcal、糖質約0.9g。
・リコピンやビタミン、ミネラルが豊富で健康効果も高い。
・糖質制限中やダイエット中は食べる量に気を付けながら取り入れるのがベター。
ミニトマトは少量なら気軽に食べられて、ビタミンや抗酸化成分も補給できる優秀な野菜です。旬の時期には特に美味しさが増すため、適量を上手に取り入れて健康的な食生活を送りましょう。