ハリボーグミはまずい?その真相に迫る
ハリボーグミは日本のコンビニやスーパーでもおなじみのお菓子ですが、「おいしい」と感じる人が多い反面、「まずい」との声も存在します。特に「タイヤ味」と呼ばれる特殊な味が話題で、一部では「世界一まずいグミ」とも称されることがあります。今回は、ハリボーグミの多彩な味のラインナップやタイヤ味の正体、健康面での注意点について詳しく解説します。
ハリボーグミとは?
ハリボー(HARIBO)はドイツ発祥の世界最大級のお菓子メーカーで、2020年に創業100周年を迎えました。同社のグミは世界中で愛されており、特にドイツ本国では定番のお菓子として親しまれています。
– 種類の豊富さが特徴で、コーラ味やグレープフルーツサワー味などが人気。
– ドイツでは200gが約130円で、リーズナブルに販売されている。
– 日本では輸入品となるため価格は高めですが、品質の良さで定評があります。
多彩な味のラインナップ
日本での流通は限定的ですが、世界的には80種類以上のラインナップが存在します。フルーツ系を中心に、ドリンク味や特別な風味のグミも多岐にわたり、初心者にはフルーツ系から試してみるのがおすすめです。
“タイヤ味”の正体と味の特徴
「タイヤ味」のニックネームで呼ばれるハリボーグミは、実は正式には「ラクリッツシュネッケン」という商品名です。この商品はその独特な味わいから賛否が分かれており、日本では「まずい」との評判も多いのが特徴です。
ラクリッツシュネッケンとは?
ラクリッツシュネッケンはリコリス(甘草、カンゾウ)を原料とした黒いグミで、ドイツでは子供のおやつとしてポピュラーです。独特の塩味と甘み、そして苦みが混ざり合った風味は、漢方薬のように感じる人もいます。
しかし、海外では根強いファンも多く“おいしい”と評されることも多い味です。
どんな味?
初めて食べる人にとっては「漢方薬の粉末を直に味わうような」、「例えようのない個性的な味」という感想が多いのが特徴です。決して「ガツンとしたまずさ」ではなく、独特の風味で好みが大きく分かれます。
また、塩味と甘みが絶妙にバランスした味わいから、食べ慣れると癖になる人もいます。
罰ゲームや話題作りに最適な味
日本ではまだまだ知名度が低く、口に入れるのに勇気がいる味として、パーティーの罰ゲームに使われることもあります。小さく包装されていることが多く、手土産や話題作りにもぴったりな商品です。輸入雑貨店などで見かけた際には話の種に購入してみるのも一興でしょう。
ハリボーグミの安全性と健康リスク
大抵の人にとってハリボーグミは安全なお菓子ですが、気になる「致死量」や健康リスクについても理解しておくことが大切です。
グミに致死量はあるのか?
食品としてのグミには明確な致死量は設定されていません。ただし、過剰に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。多量の糖分摂取は虫歯や肥満、生活習慣病のリスクを高めるため注意が必要です。
一般的には2~3粒程度なら問題ありませんが、毎日1袋以上を常習的に食べるのは避けたほうが良いでしょう。
添加物の甘草(リコリス)とは?
ラクリッツシュネッケンなどに含まれる「甘草(リコリス)」は食品添加物として甘味料に使用される天然成分です。砂糖の約200倍の甘さを持ち、旨味を引き立てる効果もあります。
主成分はグリチルリチン酸で、過剰摂取すると低カリウム血症などの健康障害を引き起こすことがあります。特に心臓病や高血圧の人は気を付けるべき成分です。
ハリボーに甘草(天草)は含まれている?
ラクリッツシュネッケンには甘草由来の成分が含まれており、適度な量であれば問題ありません。しかし大量に摂取すると健康リスクが高まる恐れがあります。
なお、通常のフルーツ系やコーラ味など他のハリボーグミには甘草は使われていないことがほとんどです。商品の成分表示をよく確認してから購入しましょう。
まとめ
今回解説した内容を以下にまとめます。
ポイント | 内容 |
---|---|
タイヤ味の正体 | ラクリッツシュネッケンというリコリス(甘草)を使った黒いグミ |
味の評価 | 海外では人気だが日本では個性的すぎて好みが分かれる |
使い方の提案 | 罰ゲームや話題作りに最適なユニークな商品 |
健康上の注意 | 適正な量なら問題ないが、過剰摂取は糖分過多やリコリスの副作用のリスクあり |
初めてラクリッツシュネッケンを味わう方は、少量から挑戦し、その独特な風味を楽しんでみてください。友人や家族と一緒なら、より会話も盛り上がることでしょう。ハリボーグミの多様な味わいには、まだまだ面白い発見が隠されています。健康に気を付けながら、新しい味覚体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。