ChatGPTは、質問に答えるときにWebを検索し、参考にしたサイトへのリンクを表示するようになりました。「〇〇ができる会社を教えて」「〇〇のサービスを比較して」と聞かれたとき、自社のサイトが参考元として表示されるかどうかは、これからの集客に大きく関わってきます。
この記事では、ChatGPTの検索機能が情報をどう集めているのかと、自社サイトが表示されるために企業ができる対策を解説します。
ChatGPTの検索は、どこから情報を集めているか
ChatGPTの検索機能は、OpenAIが公開している情報によると、複数の検索の仕組みや提携先のデータを組み合わせて情報を集めています。また、OpenAIは自社のクローラー(OAI-SearchBot など)を使ってWebの情報を集めています。具体的な仕組みは公開されていない部分も多いため、次の考え方で対策するのが現実的です。
- 検索エンジンに正しく登録されていること:GoogleだけでなくBingにも、サイトのページが正しく登録されていることが土台になります。
- AIのクローラーが読める状態であること:robots.txtでAIのクローラーを止めていないこと。
- 質問に答えられる具体的な情報があること:AIが回答の根拠にできる内容が書かれていること。
自社サイトが表示されるための6つの対策
1. Bing Webmaster Toolsに登録する
Google Search Consoleだけでなく、Bing Webmaster Toolsにもサイトを登録し、サイトマップを送信します。Search Consoleからのインポート機能を使えば、数分で登録できます。Bingでのページの登録状況や検索での表示回数も確認できるようになります。
2. IndexNowで更新をすぐ知らせる
IndexNowは、ページの公開や更新を検索エンジンにすぐ知らせる仕組みで、Bingなどが対応しています。WordPressならプラグインで導入でき、新しい記事が検索エンジンに見つけてもらえるまでの時間を短くできます。
3. AIのクローラーを止めていないか確認する
robots.txtで、OAI-SearchBot や GPTBot などのクローラーを止めていないか確認します。制作会社がセキュリティのためにまとめて止めているケースもあります。学習への利用(GPTBot)は止めつつ、検索(OAI-SearchBot)は許可する、という設定も可能です。
4. 質問に対する答えを冒頭に書く
「〇〇とは」「〇〇の費用は」「〇〇の選び方」など、お客さまが聞きそうな質問に対して、見出しのすぐ下で結論を書きます。AIは、明確な答えがあるページを参考にしやすい傾向があります。
5. 具体的な情報を文字で書く
料金、対応範囲、納期、実績、会社の所在地などを、画像やPDFではなく本文の文字で書きます。比較や推薦の根拠になる情報があるほど、候補として挙がりやすくなります。
6. 会社の情報を整え、外部での言及を増やす
会社概要、運営者情報、代表者の情報を整え、業界メディアや取引先のサイトで紹介される機会を増やします。AIは、複数のサイトで同じ会社について書かれている情報を信頼しやすくなります。
効果の確かめ方
月に1回、お客さまが聞きそうな質問をChatGPTで検索し、自社が参考元として表示されるか、どのページが表示されるかを記録します。確認の手順は自社がAIにどう紹介されているか確かめる方法で解説しています。GoogleのAIによる概要への対策はAIO対策とは?をご覧ください。
※ 当サイトを運営する合同会社SAiのサービス紹介です
自社サイトが「AIに見つかる形」になっているか、15秒で診断できます。
合同会社SAiの「LLMOサイト」は、ホームページとブログを新しく作り、AI検索に対応した形で整備し、毎月測定して改善を続けるサービスです。初期費用0円・月額5万円(税別)〜で、サーバー・ドメイン代も含まれています。
よくある質問
Q. Googleで上位に表示されていれば、ChatGPTにも表示されますか?
重なる部分はありますが、同じではありません。Googleで上位でも、ChatGPTの回答では別のサイトが参考にされることがあります。Bingへの登録やAIのクローラーへの対応など、Google以外の対策もあわせて行いましょう。
Q. GPTBotを止めると、ChatGPTの検索に表示されなくなりますか?
OpenAIは、学習用のGPTBotと、検索用のOAI-SearchBotを分けて公開しています。GPTBotを止めても、OAI-SearchBotを許可していれば検索での表示には影響しないとされています。最新の仕様はOpenAIの公式情報で確認してください。
まとめ
ChatGPTの検索で自社サイトが表示されるためには、Bingへの登録とIndexNow、AIのクローラーへの対応、質問への明確な答え、具体的な情報、会社情報と外部での言及の6つが基本です。Google対策だけでは届かない部分を補い、AIに見つけてもらえるサイトを目指しましょう。
